楽天カードのリボ払いについて

リボ払い…ある人は家計を助ける救世主と言い、ある人は無限に借金を負わせるための集金装置と言います。

果たして楽天カードマンのオススメするリボ払いは敵か味方か?!今回は楽天カードのリボ払いについて解説していきます。

リボ払いとは

リボ払いとはリボルビング払いの略で、クレジットカードの支払い方法の1つの事です。

通常、クレジットカードの支払い方法には一括払いや分割払いというものがあります。

一括払いはその名が示す通り、購入金額を一括で次の月に返済するというものですね。

分割払いを利用すると、例えば9万円の物を3回払いで買った場合、ひと月で9万払う代わりに、今後ひと月ごとに3万払い返済していく事になります。

分割払いの場合、購入金額や分割回数によって月々の支払金額が変わってきます。9万円の物を3回払いの場合は月3万になりますが、18万円の物を3回払いの場合は月6万となり、30万のものを12回払いの場合は月2.5万となります。

一括・分割払いの場合、月々の支払金額が毎月変動することになります。そうすると、例えば10月に旅行に行った時の請求金額10万が11月になって引き落とされる…のに今月は現金での出費が多かったから物理的に払えない!!!という事態に陥ることがあります。

一方で、リボ払いの場合はいくら使っても設定した金額のみ口座から引き落とされます。

例えばリボ払いで月5万に設定していた場合、請求金額が10万でも5万しか口座から引き落とされません。

残りの5万は次の月に引き落とされるので実質2回払いとなるわけです。分割払いの場合、きっちりと計算していないと次の月や次の次の月に大きく引き落とされたりして悲しい目に合うことがありますが、リボ払いの場合は毎月設定した金額までしか引き落とされないのでそんな目に合うことは絶対に有りません。

急な支出に対応できず、痛い目を見た…という事が無くなるので、過去にそんな目にあった人や、これから合いそうな気がする人は指定しておくと便利です。

ちなみに、楽天には全ての支払をリボ払いにする自動リボと、あとで指定した支払いのみをリボ払いにする通常のリボ払いの2種類が存在します。基本的にはあとで指定する自動リボを使っていきましょう。

リボ払いの落とし穴

人生の不安の8割は金と借金です。その不安をある程度軽減してくれるリボ払いはまるで夢の様な制度ですが…落とし穴も存在します。

一つ一つ紹介していきましょう。

借金が無限に膨らむ

いきなり刺激的なサブタイトルですが、事実です。リボ払いは正しく使わないと借金が無限に膨らんでいきます。

もちろん正しく使えば借金が無限に膨らんで行ったりしません。リボ払いで借金を無限に膨らませるような人はそもそも現実を見たくないという性格だったり、もしくは極度に危機管理能力がないという問題があるので、普通の人は借金を無限に膨らませる事はないでしょう。

先述の通り、リボ払いは設定した金額を超えたぶんは次の月に返済という事になります。例えば30万の海外旅行にでかけ、月3万の返済に設定していた場合、次の月には27万が返済総額となるわけです。

順当に行けば10ヶ月でこの借金は返済できるはずですが、設定している月の返済額よりも消費額が上回っていた場合、借金総額は無限に増えていくことになります。

つまり設定金額が3万円なのに、毎月3万円以上使い続けると消費したぶん+金利が借金総額にどんどん追加されていき、借金が膨らんでいくというわけですね。

この現象は分割払いでは起こりません。30万円の旅行代金を10回払に指定していた場合、月の返済額に3万円が上乗せされるので、月々の負担が3万円増える代わりに借金は確実に減っていくからです。

リボ払いの場合、返済額のリミットが決められてしまっているため、リボ払いがオンの状態で消費額が返済額を上回ってしまうと借金が増え続けてしまうわけですね。

まあ…消費額が返済額を上回ると借金が増え続けてしまうというのは火を見るより明らか、カラスが黒いくらい当たり前のことなのですが、リボ払いの支払金額を指定し直すような危機管理のない人間は借金が膨らんでしまうのです。

リボ払いで大きな買い物をした時は、支払金額上限を上げましょう。また、リボ払いを使っている場合は楽天カードの総合サイトであるe-naviより残高を見て把握しておきましょう。さもなくば大変なことになりますよ〜

ただ、借金量を把握して使うのであればやっぱりリボ払いは便利…というより家計が助かります。

リボ払いの金利とリボ払い手数料

ここまでの計算では金利を完全無視して話をしてきましたが、楽天カードもビジネスでお金を貸しているので、貸したお金にはやはり金利がつきます。

楽天カードのリボ払いの金利は15%となっています。金貸し業では当たり前ですが、国が定めた上限ほぼ一杯(最大18%)でもあります。

例えば10万円の国内旅行をリボ払いで購入した場合…

10万×15%÷12=1250円がリボ払い手数料となります。この金額はリボ払いの返済額に上乗せされて請求されます。

楽天カードの良心ですね。通常、リボ払いは月々の支払金額は固定で、金利は別に請求されません。すると何が起こるのかというと、返済額が金利に帳消しされて借金総額が全く減らないという現象が起きてきます。

通常のリボ払いを楽天が採用していた場合、計算はこのようになります。

10万×15%÷12=1250円(金利)

101,250−10,000=91,250円が残り

一方、楽天が採用しているリボ払いの返済方式だと…

10万×15%÷12=1250円(金利・手数料)

101,250−11,250=90,000円が残り

違いが分かりますでしょうか。上の例では残りが91,250円ですが、楽天の例では残りは90,000円です。

楽天の場合1250円多く払ってるんだからそうなるのは当たり前と言いたくなるかもしれませんが、金利を考えるとこれがあとからボディーブローのように効いてきます。なぜなら次の月の金利の計算式は、借金総額より計算されるからです。もう一度次の月のものを計算してみましょう。

従来の場合…

91,250円×15%÷12=1,140円(金利)

92,390円−10,000円=82,390円が残り

楽天の場合…

90,000円×15%÷12=1,125円(金利・手数料)

91,250円−11,25円=80,000円が残り

おわかり頂けましたでしょうか。楽天のほうが結果的には手数料が安くなり、借金総額も少なめになっています。

借金というものは支払回数が多くなれば多くなるほど膨らんでいくので、最終的な支払総額が大きく変わってきます。

リボ払いなのに請求額が一定ではなく、手数料という形で上乗せ請求されるのは若干もどかしいですが…借金はいくら元本(借金総額)を減らせるかが問題であるため、楽天のリボ払い手数料というのはかなりユーザーを考えたシステムと言えるでしょう。

ただ、それでもリボ払いは支払回数が決まっていないという仕様上、使い続ければそれだけ借金総額が増え続け、それに応じてリボ払い手数料も増えていきます。

リボ払いを使う時は、可能な限り月々の支払金額を高く設定し、残りいくらあるのかを把握しておきましょう。うまく使えば便利だけど、失敗すると大変なことになるまさに両刃の剣ですので…

リボ払いの賢い使い方

楽天のリボ払いを賢く使うには、やはり支払総額をつねに知っておき、月々の支払金額を高めにすることが大切です。

また、楽天カードの場合リボ払いを個別に設定することも可能です。

自動リボはやめ、個別リボ・あとリボを使おう

楽天カードは楽天カードの総合サイトであるe-naviにログインすることにより、特定の支払いをリボ払い化する事が可能です。

個別リボを設定する画面に行くと、こんな感じで支払い方法を指定できます。

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このような一覧より、例えば明らかに高すぎる買い物をしてしまった時のものをリボ払いに切り替えたり、もしくは月々だいたい5万円に抑えたいのに7万円使っているので、2万円ぶんを片っ端からリボ払いに変更していく…というやり方なら大きく借金総額を増やすこと無くリボ払いを活用できます。

このやり方は、几帳面で家計簿なんかを付けるのが好きなタイプの人に向いています。毎月月末、つまり楽天カードの締め日までに毎月e-naviにログインし、今月の請求額と目標を考える必要があるからです。

正直インターネットからあとリボなんてやって請求額を調節するのは面倒くさい…という人は自動リボがお勧めです。ただし…条件付きで。

月々の支払金額を可能な限り高くした自動リボ

自動リボはちょっと危険ですが、月々の支払金額を例えば10万に設定すれば自動リボでもかなり便利に使えるはずです。また、毎月どれをリボ払いに切り替えるか選択する必要がないので、面倒くさがりやガサツな方に向いています。

自動リボをオンにした状態で、月々の支払金額を自分の毎月の貯金額かそれ以上に設定することにより、かなり安定した生活を遅れるようになります。

この設定であれば、基本は一括払いで支払いになるのですが、もし海外旅行などにより大きな出費がかさんだ場合でもあまりにも大きすぎる支払いが行われることはなくなります。

いきなり大量の出費によって家計がピンチになる可能性を無くすというリボ払いの謳い文句を完全に体現した支払い方法と言えるでしょう。

リボ払いの設定・解除・一括払い方法

リボ払いを使うにあたって知っておきたいのが設定方法、解除方法、そして一括払いをする方法です。

一応使ってみてやっぱり自分の肌には合わない、となった時に、解除の仕方や一括払いの方法がわからなければ大変なことに成るだけですからね〜

まずは設定方法から解説していきます。

リボ払いの設定方法

リボ払いの設定をするには、e-naviの一番右上にある、お支払い方法の項目より行なえます。

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いろいろありますね。解説していくと…

リボ払いへの変更

ここからは個別リボを設定することが出来ます。このページには確定した請求の一覧が表示されており、チェックボックスにチェックを入れることにより好きな請求をあとリボにすることが可能です。

あまりにも高すぎる購入をしてしまい、返すあてが今のところ無い…という場合はあとリボにしてしまえば、凌ぐことが出来ます。

自動リボの登録・解除

自動リボをオンにしておくと、すべての支払がリボ払いになります。個別リボでは一つ一つリボ払いに設定する必要がありますが、自動リボではすべての支払が勝手にリボ払いとして処理されます。

楽な反面うっかりこれに設定して、毎月の支払金額が低い状態になっているといつまでたっても借金が膨らみ続けるので注意が必要です。自動リボをオンにする場合は必ず毎月の支払金額を限界(毎月の貯金額くらい)まで上げましょう。

リボお支払コースの変更

お支払コースの変更からは、毎月の支払金額の設定ができます。

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リボ残高が20万円未満の時は最低5000円、20万円以上の時は最低1万円支払いが義務付けられています。

あとリボにするにしても、自動リボにするにしても、ここの金額は可能な限り高めにしておくことをおすすめします。

一度に沢山返していかな変えれば、借金総額と金利が増え続け、無駄な出費が増えていくだけになるので…特にリボ払いの金利はやはりかなり高めに設定されているので、少しの借金が相当響いてきます。

リボ残高のおまとめ払い

まとまったお金があるのなら、ここからまとめて残高を支払うことが出来ます。

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ここから指定した金額は、次の引き落とし日、つまり27日に同時に請求されます。例えばここで5万多く請求してくれと設定した場合、表示されている請求額に5万がプラスされた金額が27日に引き落とされます。

もちろんその分はリボ払いの残高から引かれます。

いかがでしたしょうか。リボ払いというのものは色々な所で物議をかもしていますが…毎月の支払金額を多く設定することにより、ちょっと便利に使うことが出来ます。

また、通常のちょっと悪徳なクレジットカード会社のリボ払いでは、毎月1万くらいの支払いだと金利だけ払い続けるみたいな事になるのですが、楽天のリボ払いは金利が別に請求されるので、いつまでたっても残高が減らないという事が起こりません。

もしリボ払いに興味が有るのなら…ちゃんと設定を吟味したうえで試してみてはいかがでしょうか。私のおすすめは個別リボですが、面倒くさがりなら支払金額を毎月の貯金額にした自動リボです。

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